金が備えている特製

金は貨幣としての適性に最も優れていると言えます。
貨幣には価値尺度機能、交換手段機能、そして価値保存機能が必要と言われています。
こうした3つの機能を内包する貨幣にはいくつかの性質や属性が適性として要求されます。

貨幣には主に7つの特徴が問われます。それ自身が心を引きつける価値を持っていること

  1. その価値は普遍性を持っていること
  2. 均質性を持つこと
  3. 分割しやすいこと
  4. 変質しないこと
  5. 運びやすいこと
  6. 識別しやすいこと

金はこれらの特性を全て備えています。
また金属としても優れた特性を持っており、酸に侵されない、腐らない、サビないという強さがあります。
変質しないという点では金に勝るものはありません。

金は延性、展性に富んでいるので分割しやすく、均質性のある金貨に加工しやすいのです。
金はマネーとしての貨幣的な特性と同時に、やはり誰が見ても金そのものの持つ輝き、美しさを持っています。
エジプトのツタンカーメンなどの黄金のマスクを見ても、やはり何人をも惹きつける美しさがあるといえるでしょう。

それが金に対する一つの信頼の拠り所になっていると思います。
その美しい黄金色は6000年前にエジプトの人々の心をとらえて以来、洋の東西、時代を問わず人類を魅了し続けてきたのです。

昔から金貨はなめたり、かじったりして純度や真贋を吟味したといわれます。
金の純度は試金石にこすりつけると、その色でどの程度の純度か見分けられます。
王水にしか溶けないという点でも、金が偽物かどうか一発で分かります。

コメントは受け付けていません。 コラム