金の特性

金の特性として、中古品にならない、均一的、純度を調整しやすい、プラチナより柔らかいため加工や分割をしやすい、延性に富む、時代を超えた価値を持つ、地球上グローバルな価値を持つ、少量であるなどが認められています。
金というのは、そのものに価値があって、しかも人類が様々な紆余曲折を経てきたなかで、もっとも信頼をよせる価値の根源のような信頼感があることから、洋の東西を問わず金が通貨としての機能を持ちえたのです。

その歴史を振り返ると、例えばイギリスでは、イングランド銀行が誕生する前に金を取り扱う金匠が銀行のようなことをすでに始めていました。
金匠は客から金を預かり、その預かり証として一種の保管証明書を渡す。
その預かり証がやがて支柱で流通するようになって通貨としての機能を持ち、紙幣に変わっていきました。
それがオーソライズされて中央銀行というシステムができ、のちに中央銀行が一手に紙幣の発行権を支配するようになりました。
こうして近代の金融システムが始まったのです。

イギリスのイングランド銀行は、1994年に創立300年という記念日を迎えました。
ロンドンの金のフィクシング・プライスをロスチャイルド銀行とともに決定する五社のメンバーの一社であるモカッタ・ゴールドシュミットは、イングランド銀行の創業1694年よりさらに十年も昔から金地金業者として開業している歴史ある金匠です。

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